続きを読む1:砂漠のマスカレード ★@\(^o^)/:2016/11/09(水) 05:18:22.37 ID:CAP_USER9.net西森路代さんのコラム「人気研究所」の今回のテーマは、ミュージシャン、俳優、文筆家と、どの分野でも活躍してきた星野源さん。
今年は、『逃げるは恥だが役に立つ』に出演したことで、今までよりも幅広い層のファンを獲得しているようです。
●ラブコメのセオリーがすべて詰め込まれた「逃げ恥」
これまで、ベタベタのラブコメディをいろいろ見てきましたが、ラブコメには、二人の関係性が、進展しそうで進展しないということが鉄則としてあります。
そのために、ラブコメでは、出会いが最悪で、お互いの印象が悪かったり、好きになり始めても、その気持ちに気づかなかったり、
気持ちがバレバレなのに、一方が気づかなかったり、はたまた気づいたのに、それが誤解であると思い込んだりしないといけません。
また、最初は好きではない二人が、自分の意志にかかわらず頻繁に会っている設定にするために、あるいは、
オクテなヒロインでも相手と会う機会が多くなる設定にするために、いきなりひょんなきっかけで、同居することにあるというものもラブコメの鉄板です。
例えば、『イタズラなKiss』という作品では、ヒロインの琴子の家が倒壊し、親同士が親友であったことから、ヒロインは大好きな入江くんと同居することになるのです。
「逃げ恥」では、お互いの印象はさほど悪くはないものの、出会いは家事代行サービスの雇用主と労働者であるし、
ひとつ屋根の下に暮らしたのも偽装結婚がきっかけだから、好ましい感情が生まれても
「これは恋ではなく業務の一環だ」と考えて、好きという気持ちにブレーキをかけてしまう。実は「逃げ恥」には、こういったラブコメのセオリーがすべて入っているのです。
量産型ドS男子にそろそろ辟易?
これまでのラブコメのセオリーが詰め込まれていても、ほかの作品とちょっと違うところがあり、だからこそ、新鮮な気持ちでドラマのファンになる人も存在するのだと思われます。
それは、恋に悩むのは、主に星野源さん演じる男性のキャラクター津崎平匡のほうだというところです。
新垣結衣さん演じる森山みくりは、恋に悩みはしますが、ちょっと考えて答えを出したら(分析屋でもあるので)、
すぐに平匡に気持ちを伝えられるタイプ。この性格があったからこそ、大胆にも契約結婚を提案することができたのです。
これまでのラブコメの女性キャラクターはドジッ子でからかいやすい子で、男性キャラクターは、ツンデレというのが、ここ10年以上、アジア全域での鉄板でした。
もちろん「逃げ恥」の平匡も考えすぎてツンとデレを繰り返す無自覚なツンデレキャラクターではありますが、これまでのツンデレのキャラクターは、自覚的に「S」の入ったツンデレでした。
ところが、「壁ドン」ブームなどの影響もあり、その自覚的な「S」のツンデレが、どんどん形骸化され、量産され、
単にありふれたキャラクターの一つになってしまい、そのせいで、瑞々しい「胸キュン」を描くことがだんだん難しくなってしまいました。
また、現実社会を見ても、そんな積極的ツンデレ男子はほとんど存在しないし、
いたとしてもそれは支配的でわがままなオラオラ男子ではないのか?とみんな薄々気づき始めていたのが、今だったのではないでしょうか。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161108-41568143-woman-ent
日経ウーマンオンライン(日経ウーマン) 11/9(水) 5:00配信3:砂漠のマスカレード ★@\(^o^)/:2016/11/09(水) 05:19:02.07 ID:CAP_USER9.net30代俳優に求められるキャラクターが変化してきた
そんなときに、ぴったりハマったのが「逃げ恥」であり、星野源さんなのかもしれません。
この「逃げ恥」は、漫画原作も人気で、ドラマ化が決定する前から、平匡を演じるとしたら、誰が良いのかという話題がファンの間でやりとりされていました。
そのファンの間での予想には、もちろん星野源さんもいましたが、高橋一生さんや、長谷川博己さん、小泉孝太郎さん、中丸雄一さんの名前が挙がっていたようです。
彼らの顔を思い浮かべると、ちょっと前まで、ラブコメの男性主人公に求められていたキャラクターと、現在求められているキャラクターが違ってきていることを感じます。
以前であれば、オクテな女性を相手に、主導権を持って引っ張るような強さや、「壁ドン」をするような荒々しさを持ち、積極的に女性をからかうような恋の上級者感を持った人が人気だったように思います。
しかし、現在の人気のキャラクターは、自分自身が奥手で、いわば草食系の雰囲気があり、どちらかというと、陰にこもったような静的な空気を持ち、
不器用で、ときには屁理屈を言い、それ故に時々隠していた感情が漏れ出てしまう……というような雰囲気の30代俳優が人気があるということが見えてきます。
そして、「逃げ恥」は、そんな現代の女性が求めているキャラクターが登場し、
そのキャラクターと俳優の魅力がぴったりハマったからこそ、星野源さんの人気がさらに上昇しているのではないでしょうか。【芸能】「逃げ恥」の星野源に私たちが釘付けになる理由
引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1478636302
情報元:ねたAtoZ